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医療レーザー脱毛について その５２

医療レーザー脱毛は、レーザーの特定の色にのみ反応するという特質を生かした脱毛法です。
脱毛というとエステティックサロンを思い浮かべる方も多いと思います。法律上では、エステでは医療機器の使用が禁止されているため、医療レーザー脱毛などで医療機関が使用しているレーザー機器は、エステティックサロンでは使用できません。
毛の付け根の膨らんだ部分（「毛球」）の先端の毛乳頭の毛母細胞が、栄養分を毛細血管から取り込むことで体毛は成長します。
体毛の成長や発育、発生は、この毛乳頭が担っていますので、永久脱毛として行われる医療レーザー脱毛では、毛乳頭を破壊する処理がなされます。
ビキニラインやワキの下など比較的狭い範囲に絶縁針脱毛が向いているといわれています。
絶縁針脱毛は毛穴一つ一つに針を刺して行われる脱毛法であるため、個人専用の針を使用し、衛生面での管理が徹底されている美容外科やクリニック等を選ぶのがポイントです。

脱毛を行う美容外科やクリニックやエステは多くありますが、その違いはどこにあるのでしょう。
「レーザー脱毛」と「絶縁針脱毛」は、どちらも医療機関でしか行うことのできない永久脱毛法です。医療レーザー脱毛においては、「レーザーの性質」「毛の性質」「ドクターの技術・経験」の３要素によって、最良の脱毛の効果を得られることでしょう。
医療レーザー脱毛の仕組みは、レーザーを脱毛したい部分にあてると、毛根部分にあるメラニン色素に反応し、レーザーの熱が周りに伝わることで、体毛の成長や発育、発生にかかわる毛球の毛乳頭の毛母細胞を破壊して毛が生えてこなくなるのです。
セルフケアによるむだ毛処理で、除毛剤で溶かす方法の特徴は、薬品によって毛を、科学的に分解し、痛みが少ないとされていますが、処理に時間を必要とする割にあまり長持ちしないようです。
脱色剤で色を薄くする方法の特徴は、色を薄くし目立たなくりますが、毛が伸びてくると不自然に見えます。皮膚の弱い人はかぶれに注意を要します。

医療機関で行われる絶縁針脱毛は、医療レーザー脱毛では難しい部分の脱毛に適しています。
むだ毛処理のセルフケアは、その方法によっては、肌を傷つけてしまったり色素沈着を起こしてしまう原因になることがあります。
また、すぐに生えてきてしまうような毛の育毛スピードが速い部分などではこまめなケアが必要となります。
カミソリやシェーバーで剃る方法の特徴は、すべての部分のムダ毛処理に適していますが、すぐに生えてきてしまうので効果が長続きしせず、処理部分のボツボツが目立つことがあります。
毛抜き、ワックス、テープ、電気脱毛器で抜くムダ毛処理の特徴は、比較的効果が長持ちし、見た目上はきれいに仕上がりますが、毛が途中で切れてしまったりして取り残すこともあます。何よりも処理の方法によっては痛みがとても大きくなります。
安全で効果のある脱毛をするためにも、ドクターまたは実際に脱毛の処置の担当者の経験・技術、美容外科やクリニック等の資料も含めて事前に多くの情報を集めておくことをオススメします。

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